鳥類学者 蜂須賀正氏博士

  • 2013.06.02 Sunday
  • 07:20
あるお客さまから

鳥類学者 蜂須賀正氏博士の本についてのお問い合わせがありまして

いろいろとお話をうかがうことができました

ご教授いただきまして誠にありがとうございました〜

彼は、徳川時代、将軍が定めた参勤交代の制度に従い、蜂須賀家の出身で
蜂須賀(はちすか)正韶(まさあき)侯爵の息子の正氏(まさうじ)博士で
親子はケンブリッジ大学で学んだそうです

在京オーストラリア大使館(東京都三田)の初代の建物は、1927年蜂須賀(はちすか)正韶(まさあき)侯爵と息子の正氏(まさうじ)によって建てられました。
イングランドでの生活を想起させる西洋風邸宅を建築することを決めたのです。1952年にオーストラリア政府がこの敷地と屋敷を購入しました。

1988年、敷地の再開発のためこの古い屋敷に替わり、新しい大使館事務棟、大使公邸、館員官舎が建設され1990年に完成しました。


旧オーストラリア大使館(蜂須賀邸)



蜂須賀様の鳥類の本は、
「日本とイギリス諸島の鳥の比較ハンドリスト(冊子状の装丁)」ケンブリッジ大学、1925年、「フォルモサの鳥類(台湾)への貢献」2部、紙カバー、台湾博物館、1950年、「アイスランドの鳥のハンドブック」青い布の厚紙装丁、テイラー&フランシス社、1927年「海南の鳥類への貢献」123ページ、文庫本、日本鳥学会、補足出版XV、1939年、「フィリピン諸島の鳥」
彩色図譜入り、クァトロサイズ(中大型本)、ハードカバー、イギリスWitherby社、1935年、「鳳凰の定義」
5ページ、図譜1枚入り、印刷冊子、王立アジア協会誌、1924年
などがありますが、

その中でも注目なのが
絶滅したドードーと他の絶滅した鳥の研究書、
『THE DODO AND KINDRED BIRDS, or the extinct birds of the Mascarene Islands.』
London: Witherby社刊行, 1953年 初版本

です。








こちらが、真偽のまぼろしの白色のドードー鳥です



まさに恐竜時代を想像させてます

コメント
蜂須賀正氏の未収録作品集を刊行します。

https://twitter.com/seirindou/status/1038677585469698054?s=19
  • りき
  • 2018/09/10 10:38 AM
正氏は、祖母の弟にあたります。大変懐かしく感じました。
  • 田中 斉英
  • 2021/06/06 6:30 PM
コメント本当にありがとうございます、まあなんと素晴らしい御家系に驚きです。
  • ジェフリィ
  • 2021/06/08 3:00 PM
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